久留米附設高校募集要項

 

 

令和5年試験

受験日2023年1月21日

 

 

 

中学 高校
募集定員 160名 40名
受験資格 令和5年3月
小学校卒業見込の男女                             
(但し、女子は自宅通学が可能な者に限る)
令和5年3月
中学校卒業見込の男女
または
令和4年3月中学卒業の男女
(但し、女子は自宅通学が可能な者に限る)
入学試験日 令和5年1月21日(土曜日) 令和5年1月22日(日曜日)
入学試験
科目

国語・算数(各60分、150点)
社会・理科(各45分、100点)
合計500点

 

※入試の変更点等について

国語・数学・英語(各60分、100点)
社会(50分、100点)
理科(50分、100点)
合計500点


※入試の変更点等について

出願期間 令和4年12月1日(木曜日) ~ 令和4年12月22日(木曜日)

出願手続

インターネットによる出願
詳細は「生徒募集要項」をご確認ください。(8月より配布)
入学検定料 入学検定料 20,000円
合格発表 令和5年1月24日(火曜日) 令和5年1月25日(水曜日)
入学手続

令和5年1月26日(木曜日)~1月31日(火曜日)
※締切日当日、事務室必着

 

久留米附設高校公式ホームページより抜粋

私立 久留米大学附設高等学校の入試傾向と対策

入試の傾向と対策について教科別に解説します。

 

 

今回は2017年試験の傾向です。

英語試験時間: 60 分 配点: 100 点

出題構成

大問No. 分野 内容 その他(形式) 配点
1
リスニング
英文の内容に合うよう文を完成させる/応答として適切なものを選ぶ/話題として適切なものを選ぶ
 
不明
2
読解
読み物(人種差別)
600語~700語
不明
3
読解
説明(物忘れ)
400語~500語
不明
4  
下線部の発音が異なるものを選ぶ
 
不明
5  
アクセント
 
不明
6
作文
整序作文
 
不明
7
表現
補充-英文
 
不明
8
作文
和文英訳
 
不明
【備考】
※大問4・5・・・発音
入試問題の対策
リスニングについては、ある程度長さのある英文を多く聞き、必要な情報を把握する練習をしましょう。 読解では、速く正確に内容を把握する力が求められています。 1000語以上で書かれた物語などを利用して、大意を把握し、話の要点をまとめる練習をしておきましょう。 類題をできるだけ多く解き、問題のスタイルに慣れておきましょう。
英文には難しい語いも含まれますので、語い力アップをはかると同時に、わからない語句の意味を類推する力も身につけておきましょう。 文法に関する問題は基本からレベルが高いものまで出題されています。
基本的な文法を身につけることで、あらゆる形式の文法・語法問題に対応できるようになるほか、英作文の訓練にもつながります。 出題形式が年によって変化しているのでさまざまな形式に慣れておきましょう。

数学試験時間: 60 分 配点: 100 点

出題構成

大問No. 形式 分野・内容 その他(形式) 配点
1
小問集合/大問
平方根・平面図形・2次方程式・連立方程式・整数問題・確率
 
不明
2
大問
2乗に比例する関数・1次関数・平面図形
 
不明
3
大問
平面図形
証明あり
不明
4
大問
平面図形・三平方の定理
記述問題あり
不明
5
大問
空間図形
 
不明
入試問題の対策数式分野からは、平方根、確率の問題がよく出題されます。 これは決して基本的な問題というわけではないのですが、確実に得点したい問題ですので、十分に練習しておきましょう。 関数、図形分野の円、空間図形などを中心に、難易度の高い問題が出題されているので、 過去問や他の私立高校入試などで実際に出題された問題にも積極的に取り組み、着眼力を身につけておくとよいでしょう。 また、図形の証明や、途中式を書かせる問題も出題されるので、普段から丁寧に解答を書く練習をしておきましょう。 前半の比較的易しい問題を確実に解き、証明や関数・図形問題に十分な時間をあてるようにすることがポイントです。

 

国語試験時間: 60 分 配点: 100 

出題構成

大問No. ジャンル 出典 その他(形式) 配点
1
漢文
『笑林』
 
不明
2
小説
森谷明子『春や春』
 
不明
3
論説文
串田孫一『生きるための思索』
 
不明
 
2016年度までの入試問題の傾向
2015年度は、論説文・小説・古文の順の3題構成で、2016年度は、漢文(書き下し文)・小説・論説文の順の3題構成でした。 漢文は、返り点や漢文独自の表現などの基礎知識とあわせて指示内容の説明、内容把握などが問われました。 小説では、登場人物の心情把握や理由説明に関する記述問題が出題され、知識問題では語句の意味が問われています。 論説文は抽象的なテーマの文章であり、空欄補充問題が3題出題されている点が特徴的です。 このうちの2題は記述の要素も含まれ、指示語が指す内容の理解が求められています。
総じて記述問題については、字数の指定がなく、解答用紙の行数から判断することが必要である点や、 「自分の言葉で」説明することが求められる点に注意が必要です。
全体的に、抜き出し的にまとめただけでは対応できない設問構成です。 漢字・語句・文法の知識に加え、正確な読解力と解答を導き出す柔軟な発想力が試されています。
入試問題の対策
漢文(書き下し文)は、基本的な表現や返り点のルールをおさえるとともに、問題文の内容を理解できるようにすることが必要です。 教科書などで基礎的な知識を確認するとともに、解説の充実した問題集で内容把握の練習をしましょう。
小説は、場面展開を意識しながら読み、言動の描写などから人物の心情をとらえましょう。文中から解答の基になる表現を探したり、 文脈から類推したりすることで、設問の指示に合った解答をまとめられるよう、難度の高い問題集で訓練を積みましょう。
論説文は、一文一文をおろそかにせずに読むことが大切です。形式段落ごとの要点をつかみながら、 最終的に筆者の主張を読み解く練習をしましょう。指示語の指す内容を丁寧に追うことも解答を導くポイントとなります。 自分の言葉で説明する力を要求する設問があることから、解答の基となる文や表現について、 自分の言葉で言い換えたりまとめ直したりする訓練をするとよいでしょう。

理科試験時間: 50 分 配点: 100 

出題構成

大問No. 分野 内容 その他(形式) 配点
1
物理
回路の電流、回路の電圧、オームの法則、電力
 
不明
2
地学
太陽の動き、星の動き、太陽系の惑星
 
不明
3
化学
物質の性質、酸化・還元、原子・分子と化学式、密度、イオン、化学反応式、定比例の法則、電池とその電極で起こる反応
 
不明
4
生物
呼吸、セキツイ動物、生物の進化
作図あり
不明
 
2016年度までの入試問題の傾向
例年、物理、化学、生物、地学の各分野から1題ずつ、計4題の大問が出題されています。 内容としては、計算問題が大変多く出題されています。 例として、2016年度は、物理分野で回路に関する計算問題、地学分野で天体の観測に関する計算問題、 化学分野でマグネシウムの密度やマグネシウムの加熱に関する計算問題が出題されました。 また、2015年度は作図問題の出題がありませんでしたが、2016年度は生物分野で、外気温と放熱量の関係のグラフを描かせる問題が出題されています。
全体的に難度は高く、教科書にない実験を扱った問題が出題されることもありますので注意が必要です。 中学の学習範囲を超えるような詳しい知識を必要とする問題はありませんが、 問題文中の実験についての説明や与えられたデータを読み取って理解し、何が問われているかを考え、問われていることに対して的確に答える力が要求されています。
入試問題の対策
まず、教科書内にある学習事項をしっかり理解することが大切です。 計算問題が非常に多いため、数多くの演習問題に取り組んで、基本となる原理・公式を根本的に十分理解し、与えられたいろいろな条件を整理して、 計算できるようにしておきましょう。
生物・地学分野でも、用語などの暗記だけではなく、自然事象が起こる原理などをよく理解したうえで、 問題文中で与えられた図や表から、解答に必要なデータを読み取るための根本的理解と思考力、応用力を身につけておくことが必要です。 標準的な問題に取り組んで、基本事項が身についたことが確認できたら過去問題や応用問題に多く取り組んで、さらに力をつけていきましょう。 問題量が多いうえに、なかでも計算問題が多いため、すばやい解答力とすべての問題に着手するための適切な時間配分が必要です。

社会試験時間: 40 分 配点: 100 

出題構成

大問No. 分野 内容 その他(形式) 配点
1
地理
太平洋沿岸地域
資料提示型
不明
2
地理
アフリカの産業
資料提示型/論述問題あり
不明
3
歴史
古代~近世の日本と世界
リード文提示型
不明
4
歴史
史料問題
資料提示型
不明
5
歴史
法の歴史
リード文提示型
不明
6
融合
横井小楠
リード文提示型
不明
7
公民
経済
リード文提示型
不明
【備考】
※大問3・7・・・正誤問題のみ
 
2016年度までの入試問題の傾向
例年大問7~8題で構成されています。 地理・歴史・公民の各分野別の出題割合は年度によって異なりますが、各分野からほぼバランスよく出題されています。 15・16年度は若干公民の割合が低くなっています。また、複数の分野にまたがる融合問題が見られることもあります。 設問数は40~60問前後です。出題形式を見ると、空欄補充・単答問題や、選択肢の中から正しい(または誤った)文を選ぶ正誤問題が大部分を占めます。 論述問題は14年度は地理的分野と歴史的分野から各1題ずつ計2問、15年度は地理的分野・歴史的分野・公民的分野から各1題ずつ計3問出題されており、 出題数がやや増加していましたが、16年度は地理的分野から1問でした。さらに、20~60字とやや長文での解答を求められています。
地理的分野は世界地理と日本地理の範囲から1つのテーマ、地域にスポットをあて総合的に掘り下げた問題が出題される傾向にあります。 歴史的分野では特定のテーマに沿った問題がしばしば出題されます。正誤問題が多く、細かい知識を問うものが出題されています。 また、写真やグラフ、史料などを見て答えるものもあります。公民的分野は、政治・経済についての基本的な事項の理解力をみる問題が中心となっていますが、 国際社会や時事的な内容に関する問題も多く出題されています。
入試問題の対策
どの分野も難度の高い問題が多く含まれていますが、まずは教科書の内容を取りこぼしのないよう確実に理解することに主眼を置きましょう。 そのうえで、多くの問題演習を通して知識量を増やし応用力を磨きましょう。
地理的分野では、学校の授業で詳しく扱わなかった国・地域についても地図帳で確認し、一通り学習しておくとよいでしょう。 また、統計資料の読み取り問題はしばしば出題されるので、さまざまな資料の読み取りに慣れておきましょう。 歴史的分野は、日本史に比べて学習がおろそかになりがちな世界史についてもきちんと復習しておいてください。 世界史を中心とする大問が出題されることもあるので注意が必要です。
また、たとえば人物・外交・経済など、あるテーマに沿って古代から現代までまとめてみるなど、さまざまな角度から知識を整理しておくとよいでしょう。 公民的分野は、日本国憲法、基本的人権、政治・経済のしくみなど、基本事項を確実に頭に入れたうえで、 時事的なことがらや国際社会についても学習しておくことが重要です。どの分野も紛らわしい選択肢の正誤問題が多いので、正確で幅広い知識を身につけることを心がけましょう。