ラ・サール中学校に入るためには、入試問題の出題傾向を把握して中学受験対策を取る必要があります。

《国語》
説明文と小説の読解2題と言語知識1題という問題構成です。漢字書き取り・慣用表現・四字熟語の計22問の語句問題も含まれます。内容や心情に関する記号選択問題もありますが、記述問題が頻出で、4問ほどあり、計350字程度ありますので、しっかり対策が必要です。正確な読解力と文章力が必要なのは言うまでもありませんが、その前に出題の意図を的確にとらえることが重要です。

《算数》
例年、計算問題、一行問題、大問4題の問題構成となっています。極端な難問は見られないですが、標準からやや難レベルの問題で構成されていますので、じっくり腰を据えて過去問をしっかり解いておきましょう。平面図形、立体図形、速さ、数に関する問題は頻出ですので、重点的な対策が必要です。

《社会》
大問4題構成で、記述問題は1問のみ。残りは用語記述と記号選択です。大問1は例年、時事問題が出題されています。マンデラ元南アフリカ大統領が問われるなど、年末年始のニュースでも入試に取りあげられる可能性があるので、入試日直前までニュースなどで社会の動きをチェックしておく必要があります。鹿児島県に関連した問題も毎年出題されています。

《理科》
大問4題で4分野からまんべんなく出題されます。作図問題はありませんでしたが、記述問題や計算問題も出題され、思考力を必要とされます。特に、物理分野は思考力で差がつく問題がみられます。化学分野の計算にも注意がひつようです。

ラサール中学校の過去問出題傾向

★国語は記述問題が頻出

 

★算数の頻出単元は図形系・速さ・数

 

★社会では最新の時事問題が出題

 

★理科で思考力を必要とする問題が出題

国語の過去問出題傾向

過去問から分析した結果は、読解問題2題・漢字の書き取り・慣用表現・四字熟語について出題されます。

読解問題については、選択問題なども含まれますが、記述問題が頻出される傾向にあります。

文章を正確に理解していないと、記述問題では正解の答えを導き出すことは出来ないです。

ラサール中学校の国語の問題を解くには、文章読解力を鍛える必要があります。

算数の過去問出題傾向

過去問から分析した結果、計算問題・一行問題・大問4題の構成になっています。

難関中学といえど、超難問は出題されませんが、標準ばかりではなく、標準より難しい問題もよく出題されるため過去問や基礎的な問題をしっかり解いて深い思考が出来るようになりましょう。

頻出単元としては、平面図形・立体図形・速さ・数になっているため、重点的に学習しましょう。

社会の過去問出題傾向

記述問題は1問のみで、残りは選択問題と単語問題です。

内容としては、授業で習うような歴史なども出題されますが、ラサール中学校は、時事問題が出題されます。

入試の時期に関わらず、年末年始のニュースなどが問題として出題されることもあるため、日々ニュースなどを見て自分の意見を持つようにする練習をしていきましょう。

理科の過去問出題傾向

理科に関しては、作図問題はないものの、記述問題や計算問題はしっかり出題されます。

そのため、知識だけではなく、思考力を強くする必要があります。

特に、物理分野では思考力を使う問題が多く出題されるため、物理分野の学習方法はただ教科書やドリルをするだけではなく、記述問題や少し難しい計算問題などが記載されている問題集などをしておく必要があります。

参照:study-serch

平成22年入学試験問題

 

算数

 

平成22年入学試験問題

 

理科