福岡教育大学付属福岡中の入試傾向
福岡教育大学付属福岡中の入試対策では、難関私立中のような問題演習をする必要はありません。標準レベルの問題が多く、小学校の内容を大きく逸脱してはいません。
ただし、標準レベルの問題が多いからこそ、高得点での争いになります。ミスは許されません。各教科、失点は1~2問におさえておかないと合格はできないでしょう。
ミスをしないためには、普段からコツコツと努力を積み重ねるのはもちろん、入試本番にミスをしないように普段から時間を計って問題を解く練習が必要でしょう。ちょっとしたミスが合否を分けます。
福岡教育大学附属福岡中学校入試はズバリ!『ケアレスミス対策』がポイントです。
令和5年募集要項
進路実績
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | |
4学区 | |||
福岡 | 10(14) | 9(15) | 10(14) |
---|---|---|---|
香椎 | 0(0) | 0(0) | 0(0) |
香住丘 | 0(0) | 0(0) | 0(0) |
5学区 | |||
筑紫丘 | 15(18) | 8(11) | 18(24) |
春日 | 0(1) | 0(2) | 0(0) |
福岡中央 | 0(1) | 0(1) | 1(3) |
6学区 | |||
修猷館 | 31(48) | 47(63) | 28(46) |
城南 | 5(9) | 3(5) | 1(3) |
糸島 | 0(0) | 1(1) | 0(0) |
8学区 | |||
明善 | 0(0) | 0(0) | 0(0) |
その他 | |||
博多青松 | 0(0) | 0(0) | 2(2) |
久留米高専 | 1(1) | 3(3) | 1(2) |
東京都立戸山 | 1(1) | 0(0) | 0(0) |
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | |
福大大濠 | 50(52) | 57(59) | 51(54) |
---|---|---|---|
西南学院 | 11(14) | 15(18) | 10(10) |
九産大九州 | 7(7) | 8(8) | 13(14) |
東福岡 | 7(7) | 8(8) | 5(5) |
筑紫女学園 | 9(10) | 3(3) | 11(11) |
九産大九州産業 | 3(3) | 3(3) | 0(0) |
福岡雙葉 | 12(12) | 2(2) | 1(1) |
中村学園女子 | 1(2) | 1(1) | 1(1) |
福岡舞鶴 | 1(1) | 1(1) | 2(2) |
筑陽学園 | 1(1) | 1(1) | 2(2) |
福工大城東 | 1(1) | 1(1) | 0(0) |
福大若葉 | 0(5) | 0(0) | 1(1) |
純真 | 1(1) | 0(0) | 1(1) |
福岡海星女子学院 | 1(1) | 0(0) | 0(0) |
福岡第一 | 1(1) | 0(0) | 1(1) |
柳川 | 1(1) | 0(0) | 0(0) |
久留米附設 | 8(23) | 4(23) | 18(37) |
早稲田佐賀 | 29(41) | 21(21) | 32(34) |
長崎青雲 | 21(24) | 18(20) | 32(32) |
弘学館 | 8(8) | 15(15) | 15(15) |
ラ・サール | 2(6) | 3(7) | 5(17) |
西大和学園 | 5(8) | 3(3) | 7(7) |
灘 | 1(5) | 0(3) | 2(14) |
藤枝明誠 | 5(9) | 1(1) | 1(2) |
淑徳 | 2(2) | 1(1) | 0(0) |
東大寺学園 | 0(0) | 1(1) | 0(0) |
須磨学園 | 0(0) | 1(1) | 0(0) |
國學院大学久我山 | 0(0) | 1(1) | 0(0) |
十文字 | 0(0) | 1(1) | 0(0) |
早稲田実業 | 0(0) | 0(0) | 1(1) |
東明館 | 5(5) | 0(0) | 6(7) |
佐賀学園 | 1(1) | 0(0) | 0(0) |
東海 | 1(1) | 0(0) | 0(0) |
長崎南山 | 1(1) | 0(0) | 1(1) |
真和 | 1(1) | 0(0) | 0(0) |
慶応女子 | 1(1) | 0(0) | 0(0) |
創価 | 0(0) | 0(0) | 1(1) |
慶応義塾湘南藤沢 | 0(0) | 0(0) | 1(1) |
志學館 | 0(0) | 0(0) | 1(1) |
福岡有朋 | 0(0) | 0(0) | 1(1) |
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | |
博多高等学園 | 1(3) | 1(1) | 2(2) |
---|---|---|---|
福岡高等学園 | 1(1) | 1(1) | 1(1) |
神村学園高等部福岡学習センター | 0(0) | 1(1) | 0(0) |
福岡中央特別支援学校 | 2(2) | 0(0) | 0(0) |
立花高等学校 | 0(0) | 0(0) | 0(0) |
福岡教育大学付属福岡中学校公式ホームページより抜粋
この章では、筆者の経験も交えながら、中学受験国語の具体的な対策と勉強法について述べていきます。
まずは解くテストについて知る事
みなさんのお子さんの目指す中学校はどこでしょうか?
あるいはどの模試、どの塾のテストで点数を取りたいのでしょうか?
まずは解くテストについて知ることが大切です。
筆者が受験した洛星中学校では60分の制限時間で大問が2つ、物語文の読解と漢字単体でした。
もうこの情報だけでも、他の中学校よりも漢字の配点が高く、漢字の暗記勉強が重要であることが分かりますね。
受けるテストの重要度にもよりますが、そのテストの情報について調べれば調べるだけ良いです。
特に第一志望の中学校の情報は可能な限り集めるようにしましょう。
今の時代、インターネット等にも情報がたくさんありますし、お通いの塾で資料を請求したり、先生に話を聞いたりすることでも情報が得られると思います。
複数の情報元から信頼できる情報を
洛星中学の例を出すと、インターネット上にある洛星中学の過去問題を取り扱っているサイトを見るだけでも、大問が少ない分、第1問の物語文の読解は、ボリュームがたっぷり目になっていることや、その物語の題材はかなり古い小説の中から選ばれることが多いことがわかります。
注意点としては、情報を集める時は必ず複数の情報元から入手し、照らし合わせるということです。
受験に関する情報が偏ると、本番の問題を開けてみてびっくり、思っていたのと全然違う、となってしまいます。
このように、中学受験国語対策は情報を集めることから始めていきましょう。
よし、情報を集めることができたから勉強をはじめていくぞ!というわけではありません。
ここでもう少し辛抱です。
目標となる中学校の情報が集められたからといっても、それにどう立ち回り、どう立ち向かうかが決められていませんね。
ちょうど織田信長が桶狭間の戦いにて、今川軍の兵の数の情報を手に入れただけでなく、敵の陣地、配置などのすべての情報を考慮した上で、しっかりと作戦を立てて、勝利までの道筋を万全にしたことによって勝利を収めたように。
中学受験でも、目標となるテストの情報を得られた後は、限られた時間の中でいかに準備をしていくかの作戦を立てていかなければなりません。
では、具体的にどのように作戦を立てていくのか、「時間」と「内容」の2つに分けて話していきたいと思います。
どのくらいの時間をかけて勉強するか
これは実際の試験での配点の比を、おおよそそのまま勉強の時間の比として考えてもらえれば良いです。
洛星中学を例にとると、筆者は第1問の物語文と、第2問の漢字の比が5:1〜4:1くらいであるという情報を得ていたので、国語を1週間で10時間勉強するうちの8時間は読解問題、2時間は漢字の暗記に当てる、という采配でやっていました。
塾に通っていて、国語の科目を受講されている方であれば、そこでの読解、漢字の時間も含めて計算していくと良いかと思われます。
筆者も地元の進学塾に通っていて、国語の読解の授業を週に4時間分受講していたので、上に書いた時間は正確には、1週間のうち読解は4時間の授業+4時間の家庭学習、漢字は2時間の家庭学習というような内訳になります。
この時間はあくまで参考ですので、もし「漢字がめちゃくちゃ得意だ!」という方や逆に「漢字がめちゃめちゃ苦手だ…」という方はそれに応じて割合を調節してもらえれば良いかと思います。
どの単元をどれくらいやるのか
まず、どう単元を分けるかですが、これは大まかに読解と漢字に分けた後は、現代の文学、昔の文学など細分化する必要はあまりありません。
その代わりに「暗記するもの」と「練習するもの」を分けていきましょう。
「暗記するもの」とは、漢字はもちろん、ことわざや難しい熟語など、文章を読む上で重要かつ必須となるものも含まれます。
これらの「暗記するもの」で使う資料は市販のものや学習塾などで配られる参考書で十分です。
「練習するもの」とは「〜の理由を説明しなさい。」や、「この行動を取った時の〇〇の気持ちを説明したものとしてた正しいものを選びなさい。」といった読解問題の記述問題、選択肢問題のことです。
これも塾へ行っている方はそこの資料、なければ各中学校の過去問題や同じようなレベルの中学校の過去問題を使うといいでしょう。
小学生、特に男の子は、論理的なつながりを読み取ることや全体の構造を抑えながら部分を見る子が多いように感じますので、問題に対する慣れと感覚をつけていくことで苦手を補う、あるいは元々できる子であればその精度を増していく目的で時間をとってあげれば良いかと思われます。
どれくらいやるかですが、これは、「できるようになるまで」が答えです。もっと細かく言うと…
「暗記するもの」は、何も見ていない状態から単語帳や、参考書に乗っている四字熟語のリストを(完璧にまでとは言わないにしても、だいたいは)作成できるようになるまでです。
小学1年生の時にはみなさん仮名文字50音、ひらがなとカタカナすべてを書き出せるようになっていたことかと思います。
その感覚で、使っている参考書に載っている漢字やことわざがスラスラ出てくるようになるところがゴールである、という認識をしてもらえれば良いです。
「練習するもの」は、どんな問題を見ても「またこのパターンか!これは〇〇でやったことあるやつだ!」と言えるようになるのがゴールである、と思っていただければ良いです。
え、そんなのキリがないって思われましたか?
そうなんです。国語は自分の実力が「完成する」と表現することが、ほかの算数や理科、社会に比べて難しい科目なんです。
ですが、完成を想像することがはできます。上記でやったようにですね。
完成を想像して勉強をするのと、想像せずにやるのでは勉強の効率に大きな差が出ます。
ですので、ゴール地点はここだよと示してあげながら学習させるのが、親御さんや家庭教師の重要な役割の1つとしてあげられます。
後の項でも述べますが、勉強をする際はご家族の協力と精神状態のコントロールが重要な要素となっています。
この章では実際に筆者のしていた勉強法や参考書も例に挙げつつ、さらに細かく国語の各単元について、そして過去問題の使い方について解説していきたいと思います。
漢字の勉強法
使う参考書は、おおよそ漢字検定に基づいたものがオススメです。
漢字検定は級ごとの出題範囲がはっきりとしているので目安となりやすいためです。
また、6年生になるまでに小学生範囲の漢検(5級)は受かっているので別のことがしたい、もっと受験に特化した漢字の勉強をしたい、という方は
『中学入試でる順(旺文社)』
『漢字の要(SAPIX)』
といった中学受験にフォーカスした漢字の参考書がありますので、そちらをつかうと良いかと思われます。
漢字の暗記の勉強法は
①漢字を覚える
②翌日にその漢字を全部覚えているかテストする
③1週間に一回、その週に覚えた漢字をテストする
④1ヶ月に1回、その月に覚えた漢字をテストする
という、時間をおいて4周勉強するというものがオススメです。
これは人間の暗記能力を表すデータの1つである「エビングハウスの忘却曲線」というものを参考にしていて、この曲線は一度学習したものは、時間によってどれくらい頭から忘却されていくのか、の割合を示しています。
このデータによると、人間は覚えたものを復習しなければ、20分後にはその42%を、1日後には74%を、1週間後には77%、1ヶ月後にはおよそ80%を忘れてしまうようです。
しかし、復習すればするほどこの曲線の傾きは緩やかになっていき(=忘れにくくなっていく)、4回学習すればほぼ完全に覚えられるとされています。
ことわざ、熟語の勉強法
ことわざ、熟語のオススメ参考書については、漢字の参考書でも紹介した『中学入試の出る順』のことわざ・慣用句編というものがあります。
基本この一冊でかなりの部分をカバーできると思うのですが、他に塾などで勧められた参考書があればどちらでも結構です。
勉強方法に関しても同じ暗記科目ですので、漢字同様、①当日、②翌日、③1週間後、④1ヶ月後の4周学習する方法がオススメです。
読解の勉強法
読解は塾でやってくれることが多いかと思いますので、塾で国語を受講されている方はそこで配られた参考書や問題集を優先して行えば良いです。
塾で国語を取っていない・受講していない、という方は
『中学 自由自在 国語(受験研究社)』
という素晴らしい問題演習付き参考書がありますので、そちらを使っていただくと、かなりの力がつくと思われます。
勉強法としましては、時間がない日は少しだけでもいいので、毎日問題を解き続ける、というものです。
これまでの説明でも述べましたが、読解問題に関しては、選択肢問題、記述問題にかかわらず、慣れと感覚が重要となってきますのでなるべく問題にも毎日触れている状態にしてください。
読解の記述問題では、問題の問われ方によって、「〜ということ。」で終わるのか。
あるいは「〜から。」で終わるのか、語尾を気をつけるといった基本的なことから、感情を問われているときはその人物の発言の周辺を深く読む、などのテクニックまで身につけてほしいことが色々ありますが、ゴールは「自分の解き方が解説の手順と同じだった」というようになることです。
読解の選択肢問題では、誤答選択肢の誤りの部分を全て説明することができる所がゴールです。
「必ず」や「全くない」などの表現の入った選択肢は答えになりにくい、といったテクニックなどは、どの参考書に書いてあるはずです。
その都度勉強し、思い出せるようにしてください。
何を勉強するのかといったことや、週にどれくらい勉強するかがきまったら勉強開始はもうすぐです。
実際に一日単位でのスケジュールを立てて、より効率よく学習ができるようにしてあげましょう。
少し大変ではありますが、他の科目との兼ね合い、集中力、息抜きの時間、学校の時間、塾の予定、睡眠時間すべてを含めて考えて行きましょう。
すでに進め方を確立できている、という方はこの章は飛ばしていただいて構いません。
この後の章では、どのように細かく慎重に、かつ神経質になりすぎないようなスケジュール管理と、メンタルの管理をしていくかについて述べていこうと思います。
お子さんと一緒にスケジュールを立てる
まずはスケジュールの立て方についてです。
これは他の項でも当てはまることですが、必ずお子さんと一緒に(誘導しながら)作っていきましょう。
人間の集中力というのは相当訓練された人でない限り、何時間も続くものではありません。
ですので数十分ごとに区切って1単位、1コマとする時間割のような考え方を自学習の場でも用いてあげましょう。
筆者の場合は「50分学習+10分休憩」を1コマとして、受験期は学校が終わって家に着く4時ごろから10時ごろまで、夕食を除いた5〜6セットを目安として計画を立てていました。
もちろん塾に行く場合は、その時間も考慮しつつです。
基本は1コマに1科目、1日の中でなるべく多くの科目に触れられるような組み合わせを組んでいました。
この意図としては、偏った科目の組み合わせにしてしまうと何日か触れない科目が出てきてしまい、これまでに述べた国語の慣れと感覚を身につけるのに不適切であるからです。
スポーツや音楽などを経験された方なら、その感覚がお馴染みだと思われますが、受験のスキルとしての慣れや感覚もそれらと同じく、1日空いただけでかなり変わってくるものなのです。
スケジュール立てのメリットとタイミング
スケジュールを立てるメリットとしては、第一に詰めすぎず、休みすぎずのバランスのとれた勉強時間が確保できるということ。
また、その場その場で何をしようかを考える必要がなく、無駄のないスムーズな時間運びができることが挙げられます。
立てるタイミングについては、その前日以前なら、どのタイミングでも構いません。
筆者のように塾での模試の結果が出るごとに科目ごとの時間の調整をしつつ、曜日別ルーティンを決めてもいいですし、毎週次の7日分の予定を立てても構いません。
大事なのは当日の効率を落とさないことです。
注意したい事
注意点ですが、お子さんのスケジュールを「完全」に親御さんが管理してしまうことは避けた方が良いでしょう。
親御さんが完全にスケジュールの管理をしてしまうと、お子さんは「お母さん(お父さん)がこれをやりなさいっていってるからやる。」という状態になってしまう危険性があります。
これの何がいけないかというと、お子さんが「今どういう目標があって、今している勉強がどう目標につながるか、どんな力がつくのか」を理解していないと、それを理解しながら勉強するよりも、はるかに勉強の吸収具合が下がるからです。
あくまで親はお子さんの自立した勉強、お子さんの自ら学ぶ環境のサポートをする役割である、というスタンスが良いと思います。
休憩の取り方にも注意が必要です。
特に国語という科目では、高い集中力で文章を読んでいくという作業が必要となりますので、高い集中力を維持するためにも休憩は重要な要素の1つです。
これは1コマごとにある10分程度の休憩においても、土日や休日に自由時間を設ける際にも共通することですので、しっかり押さえておきましょう。
休憩の目的を意識する
休憩とは、ただ休ませるだけのことではなく、疲れているところを積極的に回復させてやる「積極的休養」のことを指します。
この言葉はスポーツの世界でも用いられることが多く、その効果がよく認知されています。
例えば、野球のピッチャーが1試合投げ終わった後に、ただ家に帰ってゴロゴロして休むのではなく、ストレッチや、氷で冷やすアイシングや、マッサージ施術などをすることによって、積極的に動くことによって、身体をより早く回復させるというものです。
疲労ケアの方法
では、受験勉強をしているお子さんたちはどこが疲れているのでしょう。
医大生の筆者の経験と観点からは、僧帽筋、板状筋、棘筋等、要するに首回りから肩にかけての筋肉と眼、大きく分けてこの2つが疲れると思われます。
特に前者の筋肉が凝り固まると、脳への血流量が減り、脳の働きが低下してしまうのでなるべくケアしてあげましょう。
ケアの方法としてはゆっくり大きく首を回す、肩回しをするなどの軽い運動やストレッチ、遠くの山や建物を見るなどが良いでしょう。
じっくり湯船に浸かることは筋肉にも、眼の渇きにも有効なのでオススメです。
この「積極的休養」に関して、多くのお子さんにとって、自身のどこが疲れているか、などの認識は難しい、あるいはわからないものです。その代わりに「勉強疲れた」「頭疲れた」「集中力が切れた」「眠たくなってきた」といった訴えが出てくることかと思います。
多くは先ほど述べた首回りの筋肉や眼の疲労から来るものであるので、休憩時間にストレッチをしたり、休日を使ってプールに行って体を動かしたり、温泉に浸かってみたりしてください。
注意点として、眼を疲れさせること全般は受験期には控えた方が良いです。
特にテレビやスマホの動画は避けた方が良いです。
眼をさらに疲れさせるどころか、情報が受動的に流れ入ってきますので、自ら積極的に思考する力を奪いかねません。
なるべく家族で協力して、それらがなくても気にならないような雰囲気作りをしてあげてください。
中学受験する上で、お子さんのモチベーションは何よりも大事であると言えます。
どの参考書をやるか、などの議論よりはるかに大事です。
この項ではお子さんのモチベーションを維持するための方法をいくつか述べていくので、ぜひ参考にしてください。
目標を達成した後をイメージする
1つ目は、目標への意識を強める方法です。
第一志望校のオープンスクールがあれば、是非いってみてほしいのですが、お子さんに、自分が〇年後、ここで勉強して、ここの食堂で食事をとって、ここの体育館やプールで部活をしているかもしれない、というイメージを持たせることは目標意識を高めるのにとても良いです。
筆者も洛星高校のオープンスクールに行き、屋内の電光掲示板付き25m温水プールを見たときは感動して、
ここで部活をしたい!!
と強く思い、勉強にブーストがかかったことを覚えています。
野球が好きなお子さんであればグラウンドを見学したり、屋内スポーツが好きな方は体育館を見学したりすることで効果が得られるでしょう。
目標を分割する
どのお子さんも中学受験勉強の最終的な目標は中学入学試験合格だと思います。
しかし、目標がそこの1つだけでは途中で目標を見失ってしまうかもしれません。
ちょうど富士山登山の際、いきなり山頂を目指すのではなく、節々の何合目かのチェックポイントを目指して歩くように。
受験勉強という長い長い旅路の中では、チェックポイントが必須となります。
それに当たるのが模試や塾の定期テストになります。
幸か不幸か、今の時代はどの進学塾でも模試や定期テスト、あるいは授業ごとの小テストでさえも、すべて順位と偏差値をつけて発表してくれます。
それらの数字に目標を設定してあげて、「〇月のテストで〇〇位を取れるように頑張ろう!」ということをお子さんに意識させてください。
また、使っている参考書や問題集の進捗具合でも目標を設定してもらってもいいです。
今週はこの参考書の〇〇の項まで勉強しよう!のような簡単なものでもいいので、短期間での目標(チェックポイント)を設定してあげましょう。
好子と嫌子
ただ目標設定するだけではモチベーションを上げるには少し弱いです。
ここで好子と嫌子という考え方を用います。
好子とは、目標達成した時のご褒美を指します。
もちろん、物品等を与えることに余裕があるならそれでも構いませんが、ご飯を好物にする、どこどこに遊びにいく、などでも構いません。
そこはお子さんが望んでいそうなものを踏まえて提案してあげてください。これを先ほど述べた「積極的休息」と絡めてやることができれば最高です。
嫌子は、反対に目標達成できなかった時の罰を指します。
罰といっても大層なものでなくて大丈夫です。
お子さんが「うわっ、めんどくさいな」と思うくらいのものを設定してあげてください。
片付けや食器洗いが嫌いなお子さんであれば「次の1週間毎日夜ご飯の皿洗いの手伝い」などが良いでしょう。
もちろん、お小遣い減額!!といった厳しいものでも構いませんよ。(笑)
この好子と嫌子を設定する上での注意点が2つあります。
1つ目は、必ずスケジュールを立てるタイミングで一緒に設定してあげる、ということです。
後出しはダメです。
これを設定する目的が、対象期間のモチベーションアップであることがわかっていれば、この意味は容易に理解できるはずです。
2つ目は、嫌子に勉強関連のものを入れてはいけない、ということです。
嫌子に勉強関連のものを入れてしまうと、勉強が罰だという認識が生まれ、結果的に普段行なっている勉強までもが罰のように感じてしまいかねません。
これも、勉強のモチベーションアップという目的に反していますね。
では最後にこの章で、お子さんと接する際に注意したい事のまとめといくつかの補足をしていきます。
目標について考えないまま勉強を促す
これはお子さんが進む道を理解していないのに、早く進めといっているようなものです。
混乱と不安から勉強を避けるようになってしまう可能性があるので、注意が必要です。
勉強の進捗状況を確認しないまま注意をする
これも1と似ています。
よく、ドラマや漫画で「勉強してるのー?」という母親の呼びかけに対して子供が「今やろうと思ってたのに!」と怒る場面が見られますが、まさにこれが当てはまります。
勉強に関して一緒に歩んで行こうとしていない、勉強の内容は任せっきりなのに、やっているかやっていないかの確認だけをされるということが、子供たちにとってストレスになります。
初めから塾の担任や家庭教師の先生に任せる、と決めているのであれば特に気をつけましょう。
気になるのもわかりますが、中途半端に関わるのが一番いけません。
それでも気になるという方は食事の際にでも「最近どんなことやってるの?」といった、Yes/Noではなく、積極的に子供が発言できる質問でおするのが良いでしょう。
お子さんの勉強をすべて管理して、お子さんが指示待ち状態
お子さんの中学受験勉強を積極的にサポートしていきたい!という熱心でとっても素晴らしい、しかし少し熱心すぎる親御さんに多いのですが、これは先述した通り、お子さんの自分で考える力を奪ってしまいかねません。
基本はお子さん自身が計画を立てるものとして考えてあげてください。
休憩時間にテレビをみている
とてもありがちです。
休憩時間はできればお子さんと話してあげるようにしてください。
お子さんに、休憩時間にテレビやタブレット等の画面を見るのを控えるように伝えていたとしても、「自分はダメなのに、他の人はいいのか」とモチベーションを落としてしまうきっかけになるります。
せめて休憩時間は面白いエピソードを話したり、おやつで糖分を補給してあげたりして、お子さんが積極的休養できる環境を作ってあげてください。
成績が下がった・目標が達成できなかったから勉強量を増やす
これも先述した通り、できなかったことへの罰や反省として安易に勉強時間を増やすというのは、勉強へのモチベーションの観点から避けるべきです。
明らかに休んでいる時間が多い、勉強時間が全く確保できていないなどの場合はこの限りではありません。
中学受験では勉強しなくてはいけない教科がたくさんあって、すべての教科になかなか手が回らないと感じている人もいるかもしれません。
理科はその中でも生物、地学、物理、化学と分野が多く、苦手に感じる人も多いと思います。
理科で点数を落とすと危険
しかし、理科で大幅に点数を落としてしまうことは非常に危険です。
理科は知識、思考力ともに求められる教科で、バランスが重要と言えます。
つまり、算数の問題を解く力と、社会のように知識を整理する力、どちらも必要です。
特に社会や国語など文系科目が得意で、逆に理系科目が好きでない人は理科で頑張る必要はないと思うかもしれませんが、そこであきらめてしまうのは少し早いかもしれません。
理科は理系科目が苦手な人でも成績アップできる要素がたくさんあります。
これから説明する勉強法を参考に、勉強を進めてみてください。
理科の特徴
さらに、理科の特徴というと「枝問」が多いことです。
枝問という言葉を皆さんは聞いたことがあるでしょうか。
まず、問題は大問と小問に分けられます。
大問とは文字通り大きな問題のくくりのことで、その大問の下位に来る問題が小問です。
小問は、1問1問が独立した小問集合形式と、それぞれの小問が関連しているものがあります。
この小問において、さらにその下にいくつかの関連した問題が出されることがあり、これを枝問といいます。
枝問の特徴は、問題が誘導型になっていることが多く、いきなり(3)の答えが出せなくても、(1)、(2)と順番に解いていくことで最後の問いの答えが出せる場合が多いということです。
つまり、いくらか知識があれば、ある程度得点できるような仕組みになっています。
算数の場合、枝問ももちろんありますが、いきなり答えを出す問題の場合、一からすべて自分で考える必要があります。
また、国語、社会の場合はほとんどの問題が個々で独立した問題です。
その中で理科は枝問が多い傾向にあり、点数を拾いやすくなっています。
理科が苦手な受験生は確かに多いですが、必ず得点できる問題がちりばめられているので、本番によく問題を読んで解けるか解けないかを判断することは重要です。
以上をまとめると、理科は文系の人も理系の人も点数を稼ぐことができ、完答することができなくても部分点を狙える教科ということになります。
逆に言えば、理科で大きな失点をすることはライバルとの差がついてしまい危険です。
それでは、これから詳しい理科の勉強法について解説していきます。
理科の各分野について
理科は生物分野、地学分野、物理分野、化学分野の主に4分野に分けることができます。
ややこしいのは、これらの4分野それぞれで勉強法が異なってくるということです。
まず、すべての分野において同じように勉強しているという人は、今一度その勉強法を見直した方がいいかもしれません。
例えば生物分野については、知識量がカギとなってきます。
つまり、細かい情報をいかに隅々まで覚えることができるかが重要です。
一方で物理分野については、問題演習を重点的に行うことが必要です。
このように、分野によって問題の傾向・求められる力が異なるため、対策の仕方(何に力を入れるべきか)も少しずつ変わってきます。
短期間で効率よく理科の成績を上げるには、まずこのことを理解しておくことが重要です。
各分野の詳しい勉強法については、次の章から順に説明していきます。
勉強法の正しい流れをつかむ
なかなか成績が上がらないと悩んでいる皆さん、
・いきなり問題演習をしている
・参考書を読んで終わりにしている
・解答解説を読んで解きっぱなしにしている など…
これらに心当たりがある方はいるでしょうか。
特に焦りが出てくるとこれらの勉強法はついやってしまいがちですが、もし心当たりがある場合は見直した方がいいかもしれません。
多くの場合、勉強には順序が存在します。
まず、知識や原理を覚える「インプット」、次に、覚えたことを使って問題を解く「アウトプット」です。
この順序は中学受験から大学受験、その先まで重要になってきます。
この「インプット」から「アウトプット」の順序を正しく踏まないと、せっかく時間を使って勉強しても思ったように成果が上がらない場合があります。
先ほど挙げた例がなぜよくないのか、勉強の順序という観点からみて説明していきたいと思います。
いきなり問題演習をしている
まず、「いきなり問題演習をしている」という例です。
この場合は、インプットを抜かしていきなりアウトプットに持ち込んでいるのが良くありません。
問題演習が中心のアウトプットは、解法を覚えるということはもちろん、自分が覚えた知識を使うことでその知識を定着させることができるという面もあります。
知識をきちんと覚えきれていないのにアウトプットしてしまうと、知識の定着は見込めず、なぜ間違えたかの分析をしっかりすることもできません。
同じ時間を問題演習に使うのであれば、その前にインプットをしっかりして準備万端にした方が何倍もの効果を得ることができ、最終的に近道になります。
参考書を読んで終わりにしている
次に、「参考書を読んで終わりにしている」です。
この場合は先ほどとは逆で、アウトプットせずインプットだけで終わっているという点が問題です。
インプットだけで終わってしまうと、その時はしっかり覚えたつもりでも1週間、2週間と時間がたつうちに忘れてしまい、もう一度最初から覚えなおす羽目になってしまいます。
いつでも覚えたことが思い出せるようになるには、インプットした後のアウトプットが重要です。
記憶力がいい人ほどインプットで終わらせてしまいがちですが、次のもう1ステップ、問題演習も忘れないようにしましょう。
解答解説を読んで解きっぱなしにしている
最後に、「解答解説を読んで解きっぱなしにしている」です。
これは特に多くの人がやってしまいがちな勉強法ではないでしょうか。
まず、解答解説を読んでいるということから、問題演習、つまりアウトプットしていて間違えてしまった場合の例です。
アウトプットしているというところまではいいのですが、解答解説を読む、つまり情報を得る「インプット」をして終わりにしてしまっていることが非常にもったいないです。
解答解説を読んだら、実際に自分の手を動かしてもう一度同じ問題を解いてみましょう。
解くことができれば問題ないですし、手詰まってしまったらしっかり理解できていないということになります。
自分の理解度を知る上でも、インプット後のアウトプットは非常に重要です。
解答解説を読んだら解きなおしをする習慣を身につけましょう。
以上、「インプット」から「アウトプット」という流れについて解説しました。
このことは誰でも簡単に意識することができると思うので、成績が伸び悩んでいる人は要注目です。
文章と図で覚える
何か覚えようとするときに、どのようにして知識を頭に入れているでしょうか。
最も一般的なのは、参考書などの文章を読んで、理解して覚えるという流れではないでしょうか。
しかし、理科の場合には図を使いながら覚えると、効果的に知識を定着させることができます。
例えば、地学分野の天体は、文章だけで覚えようとするとなかなか難しいと思います。
文章を読んで原理がわかったとしても、いざ問題を解くとなるとそれだけでは太刀打ちできません。
このときに、文章に合わせて図も用いることで、より一層の理解が期待できます。
天体の動きを矢印などで表すことで、文章を読むより速く理解できるというのは想像しやすいのではないでしょうか。
図の使い方としては、図を見る・描く、の二つに大別できます。
まず覚える段階で、図を見て頭に入れることを意識しましょう。
そのためには、なるべく図解の多い参考書などを選ぶことも重要です。
文章だらけだとなかなか頭に入らず、さらに読む気も失せてしまうことがあります。
図が多く載っているものを選ぶことで、記憶に残りやすく、さらに読みやすくなることが期待されます。
次に、問題を解くときやノートまとめなどをするときに、図を一緒に描くことを意識しましょう。
本当に理解できていれば、図を描いて説明できるようになっているはずです。
うまく図が書けないときは理解できていない可能性があるので、もう一度覚えなおしをしましょう。
また、記述問題で図を描くと、採点者にも伝わりやすく、長い文章での説明を端折ることもできます。
問題に応じて、記述の仕方を使い分けることができると、成績アップにつながります。
また、表やグラフを積極的に描くのも良いでしょう。
情報が見やすくなるうえ、実際の入試で頻出のグラフや表の読み取りの練習になります。
これからまとめたい情報は、どのように表すと最もわかりやすくなるか、このことを常に考えることができれば考える力がぐっと向上します。
文章と図で覚える
ここまで、文章に合わせて図を使うことを説明しましたが、図よりも記憶に残りやすいものがあります。
それは実際の体験です。
例えば、顕微鏡を使った微生物の観察や、簡単な化学反応を実際に起こすことでより詳細な記憶がずっと残りやすくなり、ただ本を読むより理解も深まります。
手軽に試すことができるものは、実際にやってみるというのも確実に勉強になるのでおすすめです。
ただし、地層の観察など、なかなか自分でできないものもあります。
そういったものは動画サイトの活用をお勧めします。
動画は体験ほど強烈な記憶にならないかもしれませんが、目と耳を使って覚えることができるので、本を読むだけよりも記憶に残りやすくなります。
体験ができるものは実際に体験を、それが難しい場合は動画サイトなどの活用を検討してみると良いかもしれません。
上記のような勉強法にお悩みの際は、家庭教師の先生にお願いするのも一つの方法です。
参考までに下記のページもご覧ください。
とにかく知識量を増やす
生物分野はほかの分野に比べて、覚えるべき量が多いです。
しかし裏を返せば、たくさん覚えさえすれば点数につながりやすいということです。
覚える量が多く辟易してしまいそうになりますが、演習量を多くこなす必要のある物理などと比べれば比較的短期間での成績アップも見込めます。
もしまだ覚えきれていない範囲があれば、今すぐに覚えるようにしましょう。
その知識が合否を分ける数点分に直結します。
どうやって知識量を増やすかですが、まず参考書や教科書の内容は完璧に把握しましょう。
王道な参考書の内容がすべて頭に入れば、簡単に及第点に届きます。
このとき、本を読んだだけではなかなか覚えられないという人は先に述べたように図を用いるなど、工夫して自分が覚えやすい形を模索してみてください。
また難関校の入試では、受験生に差をつけるような細かな問題が出題されます。
中堅の学校でも、記述である「虫の模式図を書かせるような問題」など、一風変わったような問題が出題されます。
難しめの参考書、問題集を使って対策しておくことも手ですが、普段から図鑑などを見る習慣をつけておくと良いでしょう。
図鑑は勉強している感がなく、自然と知識を頭に入れることができます。
勉強につかれたとき、気分転換としてパラパラめくってみるのもいいかもしれません。
原理の理解を大切に
地学で重い分野といえば、やはり天体でしょう。
天体は、一見同じような問題が多く出題されていると見ることもできますが、甘く見ていると問題が思うように解けません。
天体では、登場人物が多く出てきます。
まず、自分、太陽、月、星です。天体の問題をスラスラ解けるようになるには、これら4つの要素の関係性、さらに個々がどのように動くのかということを把握する必要があります。
これらを理解するために、常に「二つの視点」を忘れず意識しましょう。
二つの視点とは、自分の視点(地球上から見た見え方)と、宇宙からの見え方です。
例えば、地球上からみると月は満ち欠けをしますが、宇宙の中の月という視点で見るとどうなっているでしょうか。
このように、二つの視点からの見え方を考えることで、格段に理解できるようになります。
また、天体の場合は常に図を描くことも忘れないようにしましょう。
慣れてくると頭の中で考えて完結させてしまいがちですが、それだとミスが多く起きてしまいます。
慣れてスラスラ解けるようになっても、簡単で良いので図を使って思考の整理をしましょう。
簡単に覚えられる方法を見つける
地学では、天体のほかに天気、河川、地層などの問題が出題されます。
とくに地層と岩石の範囲は聞きなれないような単語が多く出てきて、それらを答えさせるような問題も頻出です。
しかし、原石の名前を覚えるときに、これまでの説明のように原理を理解して…というわけにはいきません。
岩石の名称には原理も何もなく、ただひたすら名前を覚えるしかありません。
何度も繰り返して覚えるということも大切ですが、覚えるだけにたくさん時間を使ってもいられないので、簡単に覚えることができる方法を模索しましょう。
よくあるのが語呂合わせです。
ほかの教科にも言えることですが、ただ覚えてしまえば良いという内容の場合は、積極的に語呂合わせなどを使っていきましょう。
演習量がものをいう
物理分野で大切なのは、とにかくアウトプット・演習をこなすことです。
物理分野に関しては覚えるべき量というのはそう多くありませんが、その知識をどのように運用するかが求められます。
知識の使い方は、とにかく問題を解いて練習することでしか身につけることができません。
さらに、なるべく速くて正確な計算も、いきなりできるようにはなりません。
計算ミスなく問題を解ききれるようになるために、インプット後のアウトプットを重点的に行いましょう。
また、てこや滑車などの力学分野においては図で解くことを意識しましょう。
ほとんどの参考書でも、これらの分野は図解されていると思います。
その図などを参考にして自分で解く際にも図で整理するようにしましょう。
計算力をあげておく
化学分野においては、計算が多く出題される傾向にあります。
さらに立式も、算数のように頭を働かせる必要のあるものが多いです。
本番で焦ってしまわないように、日頃から計算練習は積んでおきましょう。
せっかく原理や考え方がわかっていても、計算でミスしてしまってはとても勿体ないです。
わかった問題はすべて点数に変換する心意気で勉強に臨みましょう。
また、化学ではグラフの読み取り問題も頻出です。
特にものの解けかたの問題などは、グラフの読み取りに合わせて複雑な計算も要求されるため、同じような問題でも何度か解いて、解き方をマスターできるようにしましょう。
実験の様子を知っておく
近年よく出題されるのが、水溶液の色の変化や燃え方の様子など、実験の様子を答えるような問題です。
問題を解いているおかげで大体の実験の流れはわかっていても、実際に実験して得られるものと比べると大きな差があります。
簡単に実験できるようなものは、ぜひ一度試してみてみると良い経験になります。
実際に実験することが難しい場合は、動画を使って実験の様子を見てみましょう。
実際の様子を目で見て知っておくことで、入試の問題にも難なく対応できる状態に近づきます。
最後に、おすすめの問題集、参考書をいくつかご紹介します。
小学高学年自由自在 理科(受験研究社)
ページ数も多いですが、受験に出てくる事柄をほぼすべて網羅していて、たくさんの図表を使って解説しています。
参考書を読んで覚えるのはもちろん、わからない問題に直面したときに辞典代わりに使うこともでき、参考書として1冊は持っていて損はない本です。
中学入試まんが攻略BON!(Gakken)
まんが形式で理科の事象の仕組みを解説しているため、参考書を読んでもよくわからない、独学で受験勉強をする必要がある人には特におすすめです。
理科は目に見えないものをイメージする必要がありますが、漫画で解説することによって簡単にイメージしやすくなっています。
中学入試よくでるランキング理科(日能研教務部)
この問題集は無駄なくよく出る問題を収録しているため、ある程度インプットが終わった後の問題演習には最適です。
チャック問題もまとめられており、入試直前の確認にも使用できます。
難易度の高い総合問題も収録されているため、幅広いレベルに対応しています。
特進クラスの理科 難関・超難関校対策問題集(文英堂)
難関校を目指している人におすすめの問題集です。
標準的な問題集がある程度解けるようになったら、難しめの問題集にチャレンジしてみましょう。
腕試しにももってこいです。
難関校の過去問を収録しているため、本番と同じような問題で演習をしたい人にもおすすめです。
ちなみに、家庭教師ファーストでは市販の問題集での指導も可能です。
もちろん塾のカリキュラムに沿った指導もできます。
下記のページも参考にしてみてください。
今回は中学受験の理科の勉強法についてご紹介しました。
少しでも参考になればうれしいです。
中受の理科は複雑な考え方やテクニックがたくさん出てくるので、一人で勉強するのが難しい場合もあると思います。
そんな時のためにも身近に頼れる先生がいると頼もしいですね。
わからないことは、すぐ解決して自分の力に変えていってください。
社会より算数が好きだから社会は勉強したくない!
暗記は苦手だから社会で点数が取れない!
このように、「社会は少し勉強すればいい」「後でやればいい」と考えてはいませんか?
筆者の場合もどちらかというと算数や理科のほうが好きだったので、社会の勉強法で悩んでいました。しかし、社会を本気で勉強しないことは非常にもったいないです。
なぜ、社会を本気で勉強した方がいいのでしょうか。
社会で大コケを防ぐ
まず、社会といえば暗記科目ですよね。
もちろん暗記がすべてではないのですが、正直なところ、他の科目と比べて暗記の割合が大きくなっています。
基本的に暗記科目は、覚えたら覚えた分だけ点数をとることができます。
つまり、やったらやった分だけ点数になりやすいということです。
算数や国語の場合、問題との相性がありますし、どれだけ得意でも本番で失敗してしまう可能性が少なからずあります。
しかし、社会は大きく失点するということが少ないのが特徴です。
よって、社会の地盤を固めておくことで本番に大コケしてしまう事態を防ぐことができます。
社会は点数が上がりやすい
また、算数などに比べて、短期間で点数が上がりやすいのも特徴です。
算数の場合、コツコツと計算練習して地道に力を上げていく必要がありますが、社会の場合、覚えることさえできれば1日や2日でも十分な勉強効果を上げることができます。
中学受験で高い点数をとる人は社会の点数も十分に高いことが多いです。
つまり、中学受験に合格するには、社会の学力を十分に身につけることが必要になります。
それでも、「暗記が苦手だから自分に社会は向いていない」と思っている方もいると思います。
実は、ほとんどの人において暗記できる脳の容量の大きさはほぼ等しいということが知られています。
つまり、人によって暗記できる量が違う、ということはほとんどないはずなのです。
ではなぜ、暗記が得意な人と苦手な人がいるのでしょうか。
それは、得意な人と苦手な人とで「暗記の方法」が違うからです。
次の項で、その方法についてお伝えします。
効果的な暗記法
まず、効果的な暗記の方法についてです。
これをすれば暗記が得意になる!という方法があれば簡単なのですが、実際そんないい話はありません。
それではどうすればいいのか、それは自分に合った暗記法を見つけることです。
暗記が得意な人は、何をすれば自分が覚えやすいか、たくさん覚えることができるか、ということを研究し、分析しています。
その方法というのは人によって違ってきます。
ですので、暗記が得意な人の方法をマネしただけでは十分な効果を得ることは難しいです。
それでは暗記の方法にはどのようなものがあるでしょうか。
良く知られているものだと、
黙読する、音読する、ノートにまとめる、単語帳をつくる、音声を聞く、・・・
などがあります。
これらを試してみて、自分に合ったものを実践してみてください。
一般的には、五感すべてをフル活用した方が覚えやすいといわれています。
人間は目から最も情報が得られやすい、と言われていますが、そこに耳からの情報、つまり音声をプラスすることでさらに覚えやすくなることが見込めます。
テキストを読んだだけではなかなか覚えられない、という人は耳を使うことも一つの手かもしれません。
その時に、ただ音読するだけでなく、リズムをつけたりするともっと覚えやすくなります。
また、本を読むときであっても、文字だけを覚えようとするより絵やイラストと紐づけしておくと覚えやすくなる傾向があります。
筆者の場合は、見るだけでなく手も動かせとよく言われましたが、字があまりきれいではなくノートを見返す気にならなかったのと、自分の手で書いてもあまり効果がないなと感じていたので、ひたすらテキストをじっくり見て覚えていました。
ここは本当に人それぞれなので、自分に合ったものを見つけてみてください。
インプットとアウトプット
「インプット」と「アウトプット」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
一般に、知識を覚えることをインプット、その知識を使うことをアウトプットと言います。
つまり、暗記がインプット、問題演習がアウトプットになります。
勉強するにあたって、このインプットとアウトプットは両方とも欠かせません。
インプットだけでも完璧にすれば、良い点数が取れるように思えるかもしれませんが、実際アウトプットまですることが必要です。
問題を解くことを建築に例えてみましょう。
インプットするというのは、ノコギリやハンマーなどの道具を取り揃えていくことです。
アウトプットするというのは、それらの道具の使い方を学ぶことです。
どれだけ良い道具が与えられたからと言って、すぐに家を建てろと言われても無理があります。
暗記だけして臨む試験も、同じようなものです。
暗記してインプットしたら、必ずアウトプット、つまり問題をたくさん解いて練習することを忘れないようにしましょう。
このインプットとアウトプットの2つを組み合わせることで、点数アップを目指すことができます。
今まで暗記だけして終わっていた、逆に、十分に覚えていない状態で問題演習ばかり取り組んでいたという方は上記のことを意識してみるといいかもしれません。
楽しく勉強する
これは社会に限ったことではありませんが、勉強は頭を使って疲れるし、一人で黙々と机に向かわなければならないのであまり好きではないという人も多いと思います。
勉強がつらくなってしまったら、楽しく勉強することを考えましょう。
例えば、成績に応じてご褒美を用意する、などはよくある例だと思います。
また、社会の場合だと歴史について学ぶことができる漫画、すごろくなど、娯楽の要素が入ったものを使うのも良いです。
さらに、一人で勉強するよりライバルと切磋琢磨する方が、競争心が芽生えて頑張ることができます。
時には、わからないところを教えあったりして、学びを深めるのも有意義です。
筆者の場合は歴史を覚えるのがつらくなってしまった時があり、そんな時は無理して問題集を解かずに、歴史の漫画を読んだり、歴史の題材を扱ったボードゲームなどで遊んだりして学ぶことを意識していました。
ゲーム感覚でできると、楽しく学べて一石二鳥ですよね。
過去問を大切に
中学受験の社会は、学校によって雰囲気や出題範囲、傾向がまるで異なります。
本格的な問題演習を始める前に、過去問を解いてみて志望校の出題傾向を把握しましょう。
もちろん、最初に解くときは高い点数をとる必要はありません。
あくまでどんな問題が出るのかをつかむことが目的です。
過去問を解いて出題傾向が把握できたら、どのような問題演習をすればよいのかも見えてくるはずです。
効果的だと思う参考書を選んで取り組むようにしましょう。
スキマ時間を活用する
社会は算数や国語などと違って暗記がメインになるので、スキマ時間をうまく活用することができます。
例えば、移動中、ちょっとした休み時間、寝る前の10分など、スキマに生じる時間を使ってできることを見つけてみましょう。
年号暗記のポケットサイズの本など、スキマ時間に覚えるにはもってこいです。
少しの時間も無駄にしたくない、という意識で生活することが大切です。
とはいっても、自分だけではなかなか勉強方法は定着しないもの。
そんな時は第三者から意見を貰う事も重要です。
なかなか成果が出ない時には、家庭教師を付けることも検討してみてはいかがでしょうか。
→家庭教師ファースト
中学受験コース
人物のプロフィールを把握しよう
歴史の問題を解くうえで、どうしても知っておく必要のある基礎知識があります。
人物名や年代などです。
まず、歴史上の人物の名前は正確に覚えるようにしましょう。
名前がどうしてもなかなか覚えられないという方は、先の「効率を上げる勉強法」に示した方法などを試してみてください。
人の名前が覚えられたら、次はその人が活躍した年代、どこの地域で活躍したか、なにをして有名になったかなど、背景知識に興味を持ってみてください。
その人のことを知るつもりで、どうしてこんなことをしたのだろう、どんな人がこの人に感謝しただろうか、逆に不利益を被った人は誰だろう、など考えてみると面白いはずです。
とても有名な人であれば伝記もあるはずなので、読んでみると勉強になると思います。
実際の入試においても、史実をもとに自分で考えて答えるような問題も出題されています。
日頃から歴史上の人物について自分なりの考察をしておくと試験でも答えやすくなると思います。
歴史の「縦と横」
それぞれの人物について把握できたら、今度は歴史の「縦と横」を意識します。
ここでいう「縦」は一国での時代の流れ、「横」は各国で同時代に起きた出来事を並べることです。
まず「縦」の流れをつかむためには、時代の移り変わりを把握し、それぞれの人物がどの時代で活躍したかを知る必要があります。
ただ覚えるだけではつまらないので、
(1)なぜその人物がその時代で活躍したのか
(2)その人物の台頭はなぜ起きたか
(3)その人がのちに与えた影響、または次に台頭した人物
を考えてみるとストーリー仕立てで頭に入るのではないでしょうか。
歴史を覚える際にはストーリーで覚えることが重要です。
また、なかなか流れがつかめないという方は、年号を暗記してしまうのも一つの手です。
ぜひ、語呂合わせなどで覚えてしまってください。
実際に、詳しい年号まで暗記していないと答えるのが難しい問題も出題されるので、年号の暗記は重要です。
全部は覚えきれないという人は、江戸から明治など、元号が変わる前後の出来事の年号を覚えることから始めるのをお勧めします。
元号が変わるタイミングがわかれば、歴史の大きな流れをつかむことができます。
次に「横」を並べます。
日本で同時期に何が起こったか、また政治と文化の関連を把握するのはもちろん、他国でその時期に何が起きたかを知っておく必要があります。
しかし、中学受験の歴史は圧倒的に日本史分野が多いです。
ですので、他国の動向は有名なものだけつかんでおけば問題ないです。
地図と仲良くなろう
地理は、とにかく日本地図をじっと眺めて、何も見なくても何となく頭に浮かぶようにしましょう。
日常的に地図を見る機会はそんなに多くないと思うので、例えばトイレに貼ったりして強制的に地図を見る時間を作り出すのも良いかもしれません。
覚えるべきポイントとしては、都道府県はもちろん、県庁所在地、山脈、川などの地形です。
名称だけ覚えても使える知識にはなかなかならないので、位置も一緒に覚えるようにしてください。
覚えられたぞ、と思ったら白地図に書き込んで確認するのも一つの手です。
自分で書こうとすると、覚えたつもりでも詰めが甘いのが浮き彫りになると思います。
何度か覚えなおして、きちんと地図上で書き表せるようにしましょう。
人々の暮らしと結びつける
地形を覚えたらそれで終わりではありません。
次に、地形と人々の暮らしの関係性を考えます。
例えば、日本海側は冬に積雪しますが、それは人々の暮らしにどのような影響を与えるでしょうか。
山地ではどのような産業が発展しているのでしょうか。
工業地帯はなぜ太平洋ベルトと呼ばれるように分布しているのでしょうか。
普段からそういったことを考えておくと、入試の時にスラスラ記述できるようになります。
覚えるだけでなく、その理由も一緒に考える習慣を身につけましょう。
憲法を知ろう
公民では様々な法律について問われることが多いです。
その中でも、憲法は最も基本的なものになります。
まずは、憲法の内容を把握しましょう。
全文を読む必要はないので、テキスト等を使って憲法について学習しましょう。
そのなかで、知らない単語がたくさん出てくると思います。
そのたびに、辞書やインターネットで調べたり先生に聞いたりして理解し、簡単なイメージを持つようにしましょう。
特に公民で出てくる言葉は複雑なものばかりですので、身近な大人の人に説明してもらうのが効率的です。
自分の言葉で説明できるように
公民を学ぶ際に大切なのは、学習したことを自分の言葉でかみ砕いて説明できるようにすることです。
法律の条文を覚えても、その内容を理解していなければ意味を成しません。
覚えたことを妹や弟に説明すると思って、自分なりに説明する練習をしてみましょう。
言葉で説明するのが難しいときは、図を使ったりするのもいいかもしれません。
また、公民分野は現代史と絡めて出題されることも多いです。
法律が、自分たちの生活にどう影響しているのか、または最近の出来事とどう関係しているのか、ということにも着目してみましょう。
近年の出題傾向として、歴史、地理、公民がすべて結びついたような融合問題が多くみられます。
特に公立校では思考力を問う融合問題が多く出題されますし、私立でも、細かい知識まで問う問題はもちろん、自由記述のような出題も増えてきています。
また、表やグラフの読み取り問題も依然としてよく出題される問題の一つです。
これらの点からも、各分野をバランスよく学び、それぞれの関連性を意識する、さらに思考力、読解力を同時に養うことも重要です。
この力は簡単には養うことができないので、記述を多く含む問題集、思考力を鍛える問題集などを使用して演習を積んでいきましょう。
さらに、時事問題が多く出題されるのも一つの特徴です。
テキストだけをこなしているのではなかなか時事問題に対処できないので、日頃からニュースや新聞に目を通すことが望ましいです。
とはいえ、ニュースを見る時間があまり取れない、新聞は言葉が難しくて読む気にならない、という方も多いと思いますので、大人に頼るのも有効です。
身近な先生や、おうちの方と最近あった出来事についてディスカッションすると、自然と時事問題が把握できるうえ、思考力も身につきます。
また、日常生活で常にアンテナを張るようにしましょう。
これは社会に限った話ではないですが、普段の生活の中で「なんで?」「どうして?」という疑問を見つけ、解決することは学力を高めるうえでとても重要です。
わからないことはわからないとあきらめず、身近な人に聞くなどしてとことん追求していきましょう。
最後に、おすすめの問題集、参考書をいくつかご紹介します。
(1)中学入試まんが攻略BON!(Gakken)
こちらのシリーズからは歴史編(上・下)、歴史年代暗記編、地理編(上・下)、政治・国際編が出版されています。
まんが仕立てになっているので、無理なく全体の流れを把握できるようになっています。
本格的な演習を始める前に読んでおくと、背景知識が身についてその後の演習にスムーズに移行できます。
(2)小学高学年 自由自在 社会(受験研究社)
自由自在は各教科において出版されている昔から有名な参考書ですが、これが1冊あるとほとんどの事項を網羅することができます。
内容も濃いため、ある意味辞典のように使うこともできます。
基礎から応用まで効率的に学習したい人におすすめです。
また、図解が多く理解しやすいのもポイントです。
(3)中学入試 小学用語&資料集 社会3300(旺文社)
社会を学ぶ上では用語の把握が重要になってきますが、その用語について詳しく解説しているのがこの一冊です。
たくさんの用語を小学生でもわかりやすいように解説しています。
読み物として読んでも手ごたえが得られます。
社会を勉強する際、資料集は必ず役に立つので手元に置いておきたいですね。
(4)中学入試 出る順過去問 社会 合格への1008問(旺文社)
一通りインプットし終えたあとに確認用として使用するのに最適な問題集です。
内容は基礎的なものが多く、この一冊が身につけば必要最低限の知識は身についているはずです。
また、実際の入試問題を分析してよく出題される問題をピックアップしているので、効率重視の人にもおすすめです。
(5)中学入試 社会 実力突破(受験研究社)
バランスよく問題演習したい人におすすめです。
ボリュームもちょうどよく、基本から応用まで、中庸で使いやすい問題集になっています。
とくに、応用問題では難関高レベルの問題を収録しているので、腕試しとしてももってこいです。
(6)中学入試 最高水準問題集 社会(文英堂)
こちらの問題集は難易度こそ高いですが、良問が多く収録されています。
基礎~標準的な問題集が一通り解き終わった、難関校を目指している方におすすめの問題集です。
難関校に見られる、思考力を問うような問題も多く収録されています。
(7)分析力で合格!公立中高一貫校適性検査問題集 社会的分野(朝日学生新聞社)
こちらは公立中高一貫校の適性検査に特化した一冊です。
公立用の問題集はあまり多くないですが、こちらの本は表やグラフの読み取りなど適性検査に頻出な問題分野を網羅しているので、適性検査を受ける方には演習用として充実した一冊になっています。
ちなみに、家庭教師ファーストでは市販の問題集での指導も可能です。
もちろん塾のカリキュラムに沿った指導もできます。
下記のページも参考にしてみてください。
今回は中学受験の社会のコツについてご紹介しました。
少しでも参考になればうれしいです。
また、社会は難しい言葉や考え方がたくさん出てくるので、一人で勉強するのが難しい場合もあると思います。
そんな時のためにも身近に頼れる先生がいると頼もしいですね。
わからないことは、すぐ解決して自分の力に変えていってください。